2009年 03月 05日
新作のジャケットは縫い代割りのパイピング仕立てにしていますが、 縫い代の始末は、いろいろな方法があります。 縫い代を割るか片返しにするかでも異なってきます。 縫い代を割る場合は、パイピングや縁とり、ロックをかけて折ってミシン、 ロックミシンのみなどです。 縫い代を片返しにする場合は、折り伏せ縫い、ロックミシンでステッチ押さえ、 ロックミシンのみです。 ←は、私物ですが、参考に写真を撮りました。 綾織りのしっかり目の綿素材です。 縫い代は、すべてロック始末で割です。 裾端や見返し端もロックミシンのみです。 ←は、折り伏せ縫い仕様の物です。 綿100%のしっかり目の素材で、カジュアルタイプの物。 縫い代は、すべて折り伏せ縫いで、 前見返しも、折って身頃にミシン止めになっています。 片返しで2枚一緒にロックミシン、これが1番簡単かな。 ブラウスを縫う感覚で作れますね。 市場に出ている服を買う目的以外に市場調査がてらにブラブラしてみるのも たまには良いですね。 会社でパターンを引いていた頃、 そのパターンの仕様をどうしようかと色々悩むときがありました。 デザイナーさんは、あまり縫い方まで指示をしない人の方が多く、 パタンナーさん任せが多く(中には、仕様まで細かく指示する人もいますが) そんな時、会社帰りに服を見に行きました。 良いなと思う服は、必ず、中の仕様をみます。 職業病かもしれませんが、 中の仕様が雑な物は、デザインが良くても買う気になりません。 手に取って見てみると、色々分かる事も多く、 皆さんも参考に見てみてください。
by keiko-oku
| 2009-03-05 18:06
| hand made
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